INTERVIEW 14
製品と人をつなぎ
未来を設計する
製品設計
2017年新卒入社
CHAPTER 01化学の知識を活かし、ものづくりの世界へ
学生時代は物質化学という分野を専攻し、水溶液中の成分分離や検出系の開発に取り組みました。ただ、この分野自体がニッチであり、就職先としての受け皿が大きくないとも感じていました。それでも分析化学で学んだことは「対象を評価/測定し分析する」という要素があり、それは製造業のどんな場面でも活かせるはず──そう考えて、広く製造業・技術職という枠で就職先を探しました。
地元の石川は就職先が限られており、かといって東京や大阪といった大都市は少し躊躇いがありました。そんな中で目をつけたのが愛知県。日本有数の製造業の集積地であり、地元からもほどよい距離です。そして何より、企業研究の際にMARUWAの成長性に魅力を感じました。
実際に入社してみると、土岐工場の長閑な環境には驚きましたが、企業としての成長への期待は想像以上。常に前進し続ける姿勢を肌で感じられることに、大きなやりがいと充実感を感じています。
CHAPTER 02設計者として、製品と向き合う日々
入社後、品質保証部での経験を経て、現在はセラミックパッケージ基板の設計業務を担当しています。部署は年々大きくなり、以前は一人で製品の設計から試作、現場対応まで見ていた業務も、今では機能別に分業化されています。その中で私は設計という重要な役割を担っています。
主な仕事は二つ。一つは製品設計で、お客様の「こういうものを作りたい」というご要望を、当社の技術で実現可能な仕様に落とし込んでいきます。もう一つは工程設計。決定した仕様を実際に工場で製造できるよう、製造工程の設計やレシピの作成を行います。案件の7〜8割は海外からの引き合いで、英語で書かれた図面も少なくありません。
設計の面白さは、お客様の要望から市場までを俯瞰できること。営業を通じてお客様の声を聞き、それを形にして、どんな反応があったのか。その一連の流れを把握できることにやりがいを感じます。また、現場で携わる方々の声にも耳を傾け、より良い製品づくりを目指しています。一つの製品が形になるまでには通常2〜3カ月。長いものでは半年ほどかかることもありますが、その過程で得られる達成感は何物にも代えがたいです。
CHAPTER 03成長する組織で、ワークライフバランスも充実
業務を進めながら、日々新しいことを学び続けています。設計は自分の担当業務だけではなく、チーム全体のことを考えた判断が求められる立場です。成長を続ける会社だけあって、MARUWAにはさまざまな分野からスペシャリストが集まっています。その多様で新しい考えを柔軟に受け入れながら、個々人が持つ知識や技術を活かして、より良いものづくりを目指しています。その中で受け身ではなく、自分から積極的に動くよう心掛けている毎日です。
仕事と私生活の両立も実現できています。フレックス制度のおかげで、子どもとふれあう時間もしっかり確保できます。また、社内のフットサルクラブの部長も務めていて、月に1回は補助をいただきながら活動を楽しんでいます。20人ほどのメンバーが集まり、時には家族も一緒に。子どもを連れて来て、休憩中の人たちに遊んでもらいながらプレーするなど、家族ぐるみの交流も生まれているんです。昨年は保養所にも家族で行き、充実した時間を過ごすことができました。
CHAPTER 04能動的に挑戦できる環境で、夢を実現する
MARUWAは今も、どんどん成長を続けています。新しい業界への挑戦や、工場設備の拡大など、常に新たな挑戦を続けながら前を向いて進んでいます。その中で自分も置いていかれないよう、より広い視野を持った設計者になりたいですね。
今後は、自分の部署や業務だけではなく、チーム全体のことを考えられる存在に。そのためには、お客様の声に耳を傾けることはもちろん、実際の製造現場とのコミュニケーション、意見交換が大切だと考えています。設計は確かに図面上の仕事ですが、ものづくりの現場を知ることで、より良い設計が可能になるはず。そして、その積み重ねが会社の成長にもつながっていくのだと考えています。
周りには豊富な経験を持つ方々がいて、仕事を丁寧に教えてくれる環境が整っています。その環境を活かせるかは、その人次第。受け身ではなく、どんどん自分から動いていける人なら、きっと大きく成長できると思います。
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