INTERVIEW 07
最先端の成長分野で
大きな挑戦を楽しむ
国内外営業
2009年新卒入社
CHAPTER 01知るほどに将来性を感じる
セラミックスという素材
大学時代は理工学部でした。でも、とくに目標があって選んだわけではなく、学科も“空いているから”という理由で選んだのが、セラミックスを含む材料系の学科だったのです。
いざ専門的に学んでみると、セラミックスがいろいろな分野に使われていると分かりました。包丁など身近なものから、コンピュータに欠かせない半導体まで。「どういうふうに作られているのか」と材料の使い方に興味が湧いたのを覚えています。セラミックスが拓く未来の可能性も、大学時代に少しずつ見えてきたように思います。
MARUWAを志望した最初の理由は、上場企業だからです。かつ、自宅から近い。これは私にとって大きな魅力でした。最初は理工学部の経験を活かすべく技術職で内定をいただきました。企業研究を進めるうちに海外進出をしていることも分かり、「何か挑戦できたら」という思いも頭の片隅に浮かぶように。家族もMARUWAの事業内容などを知ると「安定した企業なんだね」と喜んでくれました。
CHAPTER 02マレーシアで3年半の挑戦を経て、東京で営業職に
入社時はリーマンショック明けで採用人数が少なめ。そのためか、私は技術系新入社員として土岐工場での研修後すぐマレーシアの工場での研修へ。半年後には正式にマレーシアの工場へ赴任となりました。現地ではMARUWAの主力製品「アルミナ」について技術・製造などサポート全般を担当。入社間もないタイミングで海外赴任という大胆な人事に驚きましたが、“挑戦”と思うと楽しかったです。
約3年半のマレーシア勤務後に帰国し、東京支店へ。営業職としての配属です。会社が私の適所を見極めてくれたのでしょう。「どちらかというと、コミュニケーションをとるほうが好きだな」と私自身も当時、納得するものがありました。そこからもうすぐ10年です。
営業職としての転機は4、5年前。SiC(※)をM&Aで事業譲受し、その営業グループの国内主要メンバーに選ばれた時だと思います。当時、SiCに詳しい人は社内にいない状況。譲渡先からの引き継ぎ、システムの調整、細かい対応まで携わり、確立ができたのは一つの自信になりました。
(※)SiC:超高純度ファインセラミックスSiC部材
CHAPTER 03車載や産業機器向けセラミック基板営業。ゴールは3~7年先
現在はセラミック回路基板、SiC製品の営業グループのチーフを務めています。電子回路は発熱しますが、その熱を逃がすために回路の基板下にセラミック基板を挟むことで、「放熱」と電気を流さない「絶縁」が行えます。そうしたセラミック基板を提供するのが私たちの仕事です。
お客様は主に電子機器関連の企業様。電子回路の中でも、MARUWAは自動車、鉄道など大型産業機器への対応がメインです。お客様のニーズに合わせてカスタマイズしたり、標準品と照らし合わせてアジャストしたりして仕様を確立していきます。MARUWAのセラミック基板はグローバルシェアが高く、高品質な製品とご好評をいただいています。
この仕事はお客様の研究・開発段階からかかわり、試作を繰り返して受注し、量産となるまで3~7年かかるのが普通。私の担当は常時30~50社ぐらいですが、なかには量産には至らないケースも。ですから、量産となった時の達成感はひとしおです。
CHAPTER 04多国籍な仲間と一緒に、成長企業で自分も成長し続ける
現在、東京オフィスには約20名が在籍し、私が担当する製品の営業・企画チームは欧州からアジアまでグローバルなスタッフが4割を占めます。お互いを認め合って手を取り合う、スタッフ同士の距離感がすごく良い。成長企業の中で、「こうしたい!」と意思があるからこそ学び、行動する、主体的な成長を好む方が多いように思います。
実際に、私が入社したリーマンショックの頃以降、会社の成長はいわば「右肩上がり」。営業職としてマーケットを考えても、今後も成長率は高いと期待しています。半導体需要は上がり続けていますし、自動車がEV化していく上では「MARUWA製品の出番」も増えていくでしょう。
昨今注目されているパワー半導体も、パワーを使うからこそ放熱が必要なため、セラミック基板と好相性。そうした分野でも新規開拓をしていることは、大きなモチベーションになります。常に挑戦できる環境で、これからも会社と自分自身を進化させていきたいですね。
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