INTERVIEW 06
チェコから世界へ。
海外営業として活躍
海外営業
2020年中途入社
CHAPTER 01Face to Faceで
社風の良さと将来性を実感
日本に来たのは入社4カ月前。仕事を決める前だったので、最初は不安もありました。転職活動はオンラインで多少行いましたが、共に働く人に会ってから決めたかったのです。
それまではチェコで生まれ育ち、大学では「就職に有利だろう」と日本語を専攻。卒業後はチェコにある日系企業で通訳・翻訳や営業、生産管理職を3年半ほど務めました。仕事で日本語を学ぶほどに、将来のために日本へ移住したほうが良いのでは、と考えるように。家族も「日本語を勉強したのだから、一度は世界を見たほうがいい」と賛成してくれました。
日本で転職活動をした中、MARUWAの面接で感じたのは雰囲気の良い社風。また、半導体分野で将来性があるうえ、製品の種類が多く「積極的に新製品を開発していく会社」とも思いました。私にとって日本で働くことも、未経験の半導体分野に飛び込むことも挑戦です。会社の挑戦する姿勢にも惹かれるものがありました。
CHAPTER 02チームで協力して猛勉強。半導体の知識を磨く日々
入社してみると雰囲気の良さはもちろん、残業もほぼなく、想像以上に働きやすい環境が整っていました。
私が担当になったのはSiC(※)の海外営業。この製品は半導体製造装置用部材に使用されるもので、お客様のニーズに合わせてカスタマイズして仕様を決めます。知識が不可欠ですが、入社時の私は半導体の知識はほぼゼロ。一から勉強しました。
SiCは2020年当時、MARUWAとしても約2年前に事業譲受したばかり。営業チームみんなが猛勉強中でした。「どうすれば市場に売り込めるか」と、チーム4人で毎週会議。半導体市場や用途などトピックを決め、1人がインターネットなどで調べてまとめ、報告し、質問を受けます。他の人の考え方を知り、受けた質問を調べ、みんなで知識を磨きました。
今でも情報共有を兼ね、営業チームや工場担当者も含めて定期的に会議を行います。市場シェアの高い装置に対する案件に、私が入社当初から対応してこられたのもそのおかげ。「支え合うから強い個人、強いチームができる」と実感しています。
(※)SiC:超高純度ファインセラミックスSiC部材
CHAPTER 03お客様も社内の人とも、対面で信頼を築きたい
仕事は、人生の時間のうち、半分近くを占めるもの。人と良い関係で働くのが、私にはとても重要なことです。
私の担当製品の営業の場合は、お客様への提案、試作、協議などを経て量産になるまで1案件で何年もかかるのが通常。その間、お客様には真のニーズを教えていただき、MARUWAでできることを誠実に話すという、良い関係を作るよう心掛けています。また社内で製造開発スタッフに依頼する時も、相手によって伝え方を工夫することを大切にしています。
これは、信頼を高め、次も一緒にビジネスをしたくなるようにしたいから。もともと私は内向的なので大勢と話すのは得意ではないのですが、課題をどのように解決するかをディスカッションする時間はとても楽しいです。
入社時は約1カ月後にコロナ禍となり、人と会えない時期がありました。今後は海外営業として担当するアメリカ、韓国、東南アジアなどのお客様のもとへ赴く予定です。また、社内の製造開発スタッフなど他拠点の社員とも、対面でコミュニケーションをとりたいと考えています。
CHAPTER 04成長分野で、やりたい気持ちを発揮できる環境
半導体は身近なさまざまな製品に入っているもの。大手企業の製品にもMARUWA製品が部品として活かされています。半導体の技術は毎年進んでいますが、その最新技術をすぐにアップデートするのは意義があること。学んだうえで「お客様の改善にこういうアプローチで貢献できる」と自分で考え、主体的に提案できる環境がMARUWAにはあります。
MARUWAは市場の変化に柔軟に対応していく会社です。これまでにない形で製品を活かすプロジェクトが今まさに進行中ですが、他にも新しいことへの挑戦が続々と始まるはず。そうした意味でも、これからの仕事は楽しみに満ちています。
私自身の目標は、まずは今携わっている案件をやり遂げ、売上に貢献すること。そして、何も知らないところからここまで成長できたことを誇りに、引き続き知識をアップデートしながら、会社が何かに挑戦するときには積極的に手を挙げたいと思っています。
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