INTERVIEW 09
グローバル人材と
会社の架け橋に
海外人事
2021年新卒入社
CHAPTER 01日本文化に惹かれて来日。
祖国と縁深いMARUWAへ
インドネシアで生まれ育った私が日本に興味を抱くようになったきっかけは、日本のアニメや音楽でした。中学1年生の頃、初めて日本語を耳にした時は「なんて素敵な言語なのだろう」と、心地の良い響きに魅了されたことを覚えています。以来、いつか日本に行きたいという思いを抱きながら日本語の勉強を続けていました。
来日のチャンスが訪れたのは、母国の大学に入学したばかりの18歳の時。日本の文部科学省による外国人留学生受入れ促進プログラムの対象者として採用され、日本に留学できることに。東京の日本語学校に1年間通った後、大学と大学院で日本語や日本文化について学びました。
MARUWAについて知ったのは、大学院の修了を控えて訪れた外国人向けのハローワークです。日本で働く外国人をサポートする仕事に就きたいと思っていたところ、母国・インドネシアの隣国であるマレーシアに拠点があり、多くのグローバル人材を積極的に受け入れていることを知り、応募を決意しました。
CHAPTER 02入国から滞在中の支援まで、グローバルスタッフの暮らしを支える
入社前は、母国での社会人経験もなく不安でいっぱいでした。しかし実際に仕事を始めると、職場は穏やかな雰囲気で、上司をはじめ皆さんが優しくフォローをしてくださったので、すぐに心の緊張がほぐれていきました。
今は土岐工場を拠点として、工場で働く外国人従業員や技能実習生の管理・支援業務に従事。また、彼らの入国手続きに関する書類作成や申請なども重要な業務です。さらに、日本滞在中の寮や住居の手配、生活の中におけるあらゆるサポートなど、業務は多岐にわたります。
仕事上での悩み相談、体調不良の従業員に付き添って病院へ送迎することはもとより、例えば寮の部屋の電球が切れた、水道の調子が悪いといった生活に関する困り事など、業務以外の細々としたことへの対応も大切な仕事。従業員一人ひとりが日本で不自由なく、快適な暮らしを送れるようにあらゆる面から支えています。
CHAPTER 03異国の地で頑張る従業員の
家族代わりとして寄り添う
日本に不慣れな従業員がいつでも声をかけやすく、気軽に相談できるように、今は同じ寮内で一緒に生活しています。仕事のこと、日本での暮らしのこと、母国のこと、プライベートのことなど、あらゆる話に耳を傾け、コミュニケーションを深めるのも私の役割です。これからも、祖国を離れて頑張る従業員にとって家族代わりでありたいという思いを胸に、絆を深めていきたいです。
山が好きな私にとって、自然に囲まれた環境は過ごしやすく、のびのびと生活できるのもMARUWAで働く喜びの一つ。休日には寮のみんなと買い物に行ったり、部屋で日本のドラマを鑑賞しながらのんびりと過ごしたり。日本の暮らしを満喫しています。
昨年末には、3年ぶりにインドネシアに帰郷し、家族との再会を果たしました。改めて故郷の温かさを実感したものの、十分に英気を養い心が満たされると、日本を恋しく思う気持ちが次第に膨らんできたのです。「自分を必要としてくれるMARUWAで頑張ろう!」とやる気がみなぎってくるのを感じました。
CHAPTER 04会社の潤滑油として世界のMARUWAを支える
今はまだ目の前の業務を滞りなく進行し、みんなが支障なく仕事に励めるようにサポートすることで精一杯です。しかし今後は、業務に関する知識や技術面の学びを深めるなど、一人ひとりの思いに共感し、より細やかなサポートができるように努力していきたいと思っています。
さらにMARUWAではグローバル人材の雇用を積極的に進めているため、今後さらに増えることが予想されます。これからも、グローバルスタッフの声を余すところなく聞き取り、会社と従業員の潤滑油になることが私のミッションです。
日本が好き、日本で働きたいという志を持って来日した8年前と、日本を愛する思いはまったく変わりません。お世話をしているスタッフから「ありがとうございます!」と声をかけられ、笑顔で仕事に励んでいる姿を見ることが一番のやりがいであり、喜びです。
今の願いは定年退職までMARUWAで職務をまっとうしたいということ。必要とされる限り期待に応え続け、今後も、グローバルな展開を続けるMARUWAの一翼として、多くのグローバル人材とMARUWAの架け橋になりたいです。
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