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セラミック材料技術をコアに、
無限に広がるテクノロジーで
社会貢献を目指す
セラミックの特性を知り尽くしたMARUWAだからこそ成し得たことーー。
それは材料をはじめ、電子部品、電子デバイス、
高周波モジュールを開発する技術を蓄積し、最終製品まで生み出す、
いわば“川上から川下まで”一貫して担うという独自スタイルの経営です。
材料と電子部品の組み合わせで、幅広い事業分野に製品を供給しています。
HISTORY MARUWAの原点
”陶芸(土・炎)から始まる”
MARUWAのルーツは江戸時代から続く陶芸家の家系にあります。
素材にこだわり、探求心を求め失敗を恐れずチャレンジする文化は陶工が土・炎で生まれる陶器の肌、釉薬との関係を追い求める心とつながっています。
常に新たな道を切り開く進取精神は現在のMARUWAグループに脈々と生きています。
STRENGTH MARUWAの強み
材 料
要素
技術
市 場
材 料
MARUWAのDNA。それは、江戸時代から営まれた製陶業を通じて受け継がれてきた、ものづくりの精神です。1980年にセラミック製品の製造をスタートすると、チップ抵抗器用セラミック基板の輸出を開始、誘電体セラミックの生産開始を機に高周波部品分野へ進出を果たすなど、世界への挑戦が一気に加速。
そして今や、世界シェアNo.1の高熱伝導基板を世の中へと送り出すまでに成長してきました。軸となるセラミック材料をはじめ、誘電体や磁性体などの材料、半導体関連産業に不可欠なガラス材料の供給も行っています。
要素
技術
創業から培ってきた材料技術を礎に、部品や最終製品の開発・製造を手がけ、川上から川下まで複数の領域での事業展開を進めています。
その独自のスタイルを可能にしているのは、誘電体や磁性体といった優れた材料技術に加え、高周波の回路設計技術、シミュレーション技術(3D電磁界・回路)、実装、実験評価技術といった要素技術を、高いレベルで持ち合わせているからこそ。最先端の市場で求められる電子機器や情報通信分野における、“もっと高機能に”という思いへのチャレンジを続けています。
市 場
高品質のセラミック材料技術と、自社で磨き上げた要素技術を武器に、当社の特徴を活かせる市場に、様々な製品を供給しています。材料技術と要素技術の掛け合わせにより、市場のニーズに合ったものを自社内で一貫して、開発ができることは、大きなメリットです。市場の川上から川下まで一貫して開発・製造を行なうメーカーは市場でも非常に稀有な存在であり、特にスピード感と独自性で、他社と差別化が行えるのが特徴です。
例えば通信市場向けには、放熱性の良いセラミック材料技術をベースに、より高い電力の製品の搭載を可能にし、カスタマーの製品性能向上に貢献しています。
PRODUCTS
多岐に渡るMARUWAの
製品
スマートフォン、自動運転車、ドローンなどの先端機器市場に、高精度なGPSアンテナを供給。
自動車産業、通信(携帯端末)、航空宇宙、医療機器、デジタルカメラなどには、MARUWAの技術が活用されています。
また、電子マネー決済で必要となるNFCアンテナモジュールには、当社の技術が集約されています。
さらに、道路灯、トンネル灯、街路灯など、高性能と高い信頼性が必要とされる屋外照明に高性能なLED照明を提供するなど、
日々の暮らしを彩る照明においても、私たちが培ってきた開発力、技術力が息づいています。
一般住宅向けの小型かつスタイリッシュな照明から、色再現の要求が高い美術館や博物館など特殊用途の照明開発まで。
セラミック技術を活かしたオリジナル光源により、暮らしのすみずみまで光を当てています。
NUMBERS
MARUWAのビジネスを
数字で見る
売上高の推移
事業ごとにグローバル市場におけるニーズを的確に捉え、技術開発の強化などの取り組みを行うことで、売上高は上昇傾向を保っています。
営業利益率の推移
素材の良さを活かした独自性の強い商品開発を強みとし、差別化された高付加価値製品を生み出しています。その結果、近年は安定的に30%を超えた営業利益率を維持しています。
自己資本比率
高い自己資本比率により、安定した経営を実現しています。
※ 2024年3月末時点