MARUWAの領域
創業から培ってきた材料技術により、優れた特性の材料を開発・製造しています。また、それらの材料技術に回路設計、実験評価、実装、シミュレーションなどの要素技術を掛け合わせることで独自の製品を世に送り出しています。これにより、モノづくりの川上から川下まで複数の領域での事業展開を可能にしています。
セラミック材料技術をコアに5つの分野の事業(車載関連事業、情報通信関連事業、半導体関連事業、産業機器関連事業、照明関連事業)と多方面に広がっています。
セラミック部品事業 |
セラミック部門 電子回路の構成部品として使用されるセラミック基板や、光通信向けセラミック素材と部品や、半導体製造用超高純度SiC部材。 |
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電子部品/デバイス ノイズ除去のためのEMC(電磁環境適合性)対策部品や電波を利用する情報機器に利用される高周波部品。 |
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石 英 半導体分野・化合物半導体分野・光ファイバー分野向け高純度・高精度石英ガラス部品。 |
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照明機器事業 |
照 明 道路・街路灯等の公共事業や建物のエクステリア・インテリア用LED照明機器とLEDモジュール。 |
セラミック+αの技術によって生まれる製品群
MARUWAの製品群はセラミック材料・製造技術をベースに新たな研究開発や事業取得で得た技術から成り立っています。さらに新しい技術も着実に育っています。
時代に即したイノベーション
MARUWA製品は、進化を続けるエレクトロニクス技術を見えないところで支えています。
IoT・AIの普及
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新世代の移動通信システム”5G”、次世代モビリティ”自動運転”。技術の進歩により、ありとあらゆる物がネットワークにつながる時代がやってきます。MARUWAの放熱性に優れたセラミック製品や高周波部品などは、IoT時代の本格的な到来の一翼を担います。
省エネ・省電力化
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地球環境に配慮し、持続可能な社会の実現のため、多くの分野において省エネ・省電力化への対応が不可欠となっています。例えば、複雑な電子・電気回路を少ない電力で安定して動作させるには、同時に発生する熱を逃がさなければなりません。
MARUWAは、セラミックの持つ優れた電気性能・信頼性に加えて、金属に匹敵する高い放熱性能を実現。回路基板などで放熱の役割を果たしています。
小型化・多機能化
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電子・電気機器の小型化・多機能化、それは電子回路が複雑になることを意味し、限られたスペースの中にICや電子部品などを集中させることになります。そのためには電子部品の小型化やノイズ対策が不可欠です。
MARUWAは独自のセラミック材料技術に加え、複雑な回路パターンが形成された基板を積み重ね多層化するセラミック製品技術で、電子・電気機器の進化に寄与しています。また、コンデンサ、インダクタやEMIフィルタなどのEMC対策部品はノイズ除去の役割を果たしています。